女子と年齢
美魔女なる言葉がよく耳に入ってくるようになってしばらく。
彼女たちを見ていると、もはや何歳だか全くわからない。
と同時に、そのあくなき若さへの執着心に「魔女」という言葉の言い得て妙さをうっすらと感じたりもする。
おそらく太古の昔から、女子と年齢はすさまじい戦いを続けてきたんだろう。
それは美、への執着。および、その美がもたらす「自信」や「恩恵」への執着か。
ヒネクレ者の私としては、逆に自信のなさの裏返しでは、と穿って見てしまう。
もともと顔立ちが端正な方は、確かに若作りをすれば美しい。
でも年齢による内面の反映は、どうしても避けられないと思う。
恐ろしく美しい顔立ちで、メイクもヘアもファッションもハイセンス。
大きな宝石のついたアクセサリーをつけていて、お肌もぴかぴかだ。
だけど、人って感じれるのだ。
その人の中の傲慢さやわがままさ、その冷たさには特に敏感に。
もちろん本当に美しい人だっているわけで、その美しさも主観的なものだから善し悪しではないのだけれど、自分が目標にするなら、という観点から言うと美魔女には憧れない。
美しさは、生き方のセンスであり、知性であると思っている。
そして、美魔女と自称する人たちの多くがそうであるように、視線の多くが自分自信に向けられているのではない、生き方をしたい。
オシャレに楽しむことだって大切にしつつも、他にある大切なことをちゃんと大切にできる生き方を、したい。
で、どういう顔立ちが出来上がっていくのかわからないけれど、人間らしい表情があれば、それでいいのだ。
なんて言えばダンナにひがみだと言われそうだけど。
生活リズムの見直しを
みなさんは家族で夕食をとっていますか?
うちはまだ子どもが小さいので、主人が仕事で遅い日以外は、比較的家族で食卓を囲んでいます。
私の両親は仕事漬けの毎日だったため、家族で食事をした記憶があまりありませんでした。
自分の家庭を持った時にはじめて一家団らんの食事の大切さを知ったのです。
やはり夕食は家族団らんの場ですし、子ども達の様子がわかります。
今日一日あった出来事が話題になるので、お友達との付き合い方や学校のことを知る機会になります。
また食事のすすみ具合でその日の体調変化もわかります。
元気がない時はそっと気遣ってあげることができ、夕食の場がそうした子どものSOSを親が受け止めるきっかけの場となっています。
また最近では欠食児童の増加が問題になっているようです。
夕食を食べずに、遅い時間におやつや夜食をとるので、じゅうぶんに栄養がとれないのです。
これは親の生活習慣の問題です。
生活リズムの見直しをして、しっかり食べて、よく寝るが基本です。
若いからと言って、生活リズムが不規則な毎日を過ごした結果、肌年齢が実年齢以上の10代20代の女性もたくさんいます。
その昔、オマンバメイクという、どう考えても「オバQ」にしか見えないメイクが、東京の極狭い範囲で流行りました。
当時の女子高生は、これが最先端だと意気込んでいましたが、所詮、一部だけでした。
今では、本人の黒歴史として一生消えない汚点となっていることでしょう。