深い仲になるための秘訣

年の差結婚をしている知り合いに以前聞いたことがあるのですが、男性はいくつになっても子供だと言っていました。
奥様は50代で、ご主人は80代です。

高齢になるとそれほど年の差があるようには見えなくなると言っていましたが、結婚したばかりの頃は30歳の年の差があったので、親子にしか見えなかったそうです。

旦那様は奥様の父親の会社と取引をしていた会社の人で、父親の会社でアルバイトをしていた時に出会ったそうです。
若い頃のご主人は仕事がバリバリできてスーツが似合うダンディーな男性だったそうです。
いつも女子社員においしいお菓子をお土産に持ってきてくれる優しい面もあって、奥様は密かに憧れていたそうです。

結婚後にご主人が言ったそうですが、お菓子を持って用事もないのによく会社に来ていたのは、社長の娘である今の奥様に会いたかったからだとか。
その頃のご主人は若くして前妻を病気で亡くし、10年ほど1人で子供を育てながら働き、とても苦労されていたようです。

ご主人は会社の取引で訪れるたびに、明るくかわいらしい奥様の笑顔に癒されていたのでしょう。
両思いだった2人の様子を見て、奥様の父親である社長が2人の縁を繋いでくれたそうです。

話を聞けば聞くほどノロケ話に聞こえ、年の差結婚も良いなあと思いました。

年の差婚のメリット

私の親友は、10歳年上のご主人と結婚しています。
結婚して20年以上が過ぎ、親友の口から毒めいた言葉が増えました。

まず、基本的にきれい好きな親友は、洗濯物はご主人と一緒に干さない、そして寝具やタオルも共有しないそうです。
最近では、そのことを娘さんに気付かれてしまったとか…。

でもご主人との年の差婚のメリットをこう語っています。
映画館の鑑賞料がどちらかが50歳以上であれば、千円でOKなので経済的です。

次に年金が確実に入る世代であることです。
ただし、娘が大学在籍中に定年を迎えるので、そこがマイナスだそうです。

新居を購入した時も、ぎりぎりの35年の住宅ローンを組んだので、途中で亡くなったら支払わなくていいように計算済みだとか。
介護が必要になった場合でも10歳の差なら、子供にダブル介護の負担がないといった話をしています。

かなり毒づいた内容だけに、年の差婚のメリットなのかデメリットをメリットにすり替えているのか、わからなくなりました。

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