隣の人

スローな下男

私はお城の地下室辺りに辿り着いた。
中の一室を恐々と覗き込む。
すると高価なベルベットを惜しげなく使ったガウンを羽織った中年の女が、ぐつぐつ何かを煮込んでいた。
ちょうどお腹がすいてきた。そういえば、私だってれっきとした姫だ。

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