婚活

30も後半に差し掛かると、友人たちはだいたい二極化している。
つまり、結婚・出産を経て、家庭を築いている子たち。
そして、これが不思議なんだけど、独身グループはなぜか揃いも揃って彼氏すら長年いないメンバー。

私も後者なので偉そうなことは言えないけれど、見た目も内面も、そのメンバーになんら欠陥的なものはない。
と、思う。
みんなオシャレで、そこそこ美人、もしくは美人に見せ方をきちんと知っていて、品もある。
仕事にしっかり取り組んでいるからか、言葉に時々鋭さもあって話も面白い。
個性はあるけれど、基本的には優しくて、料理もできるオンナたちだ。

世の中の男子は何をしているの!!
と、叫びたくもなる。
どうして、わたしたちだけが、「見つけてない」し「見つけられてない」の??

と、こないだの女子会で愚痴りあってた。

結論。
結局、知りすぎたし、求めすぎているってこと。

誰にだってなにかあって、ぶつからずにやっていくのは難しい。
そしてもうそれが面倒くさい。
そんな疲れを、そしてひとりの気楽さを知らない頃なら、もっと突き進めたのかも。

それに、そうじゃないつもりでも、求めすぎてるんだろう。
A子「あんまり条件ないのにな~せめて普通の安定した暮らしができたら。月収50万とマンションの頭金買える貯金があればいいよ」
B子「それって贅沢!私のほうがないわ。まあ、バツイチでも、子供がいたら絶対ダメ。料理と掃除をしてくれたらいいもん~」

君タチ!
と、恐らく隣の席の人は思っていただろう。
そんな薄っぺらいことばかり言いなさんな、と。

きっと本音は、平均点以上じゃないと、ということになるんだろうな。

う~ん。
後しばらくは状況変化は難しそう。
私たちはもう少し…

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