老いへの意識改革と前向きな姿勢
写真を撮ってもらいその後にデジカメの画面を見るとすごく悲しくなってしまいます。
それは自分の老いを感じてしまうのです。
本当にたるんだ皮膚や目じりにある皺、いつの間にできたんだろうと悲しくなってきてしまいます。
その話を友人としていると、健康診断を受けてきたと話す友人。
最近では、コレステロールが高くなってきたため、食事に気を付けるようにと医師から言われたそうです。
たまに友人と会えば、自分の体調がどうとか、白髪が増えたとか、シミができたとか、そんな話題ばかり持ちあがるようになってきました。
以前までは、合コンでこんな男がいたとか、今狙っている男性の話とかバラ色の様な会話だったのですが。
そう思うといつから老いを感じるようになったのかと考えた私は30歳を境にぐっと置いたような気がします。
最初に気がついたのは目じりの皺でした。
アイラインがうまく引けずによれるのです。
そして、口元にできる皺も気になりました。
でも、その頃は気がつけばパックをしたり、少しお金と時間を使ってエステに行ったりしました。
時間とお金を使わなくなったのはやはり30歳過ぎてからです。
それが自分の意識をも変えてしまった瞬間だったと思います。
他の事にお金や時間を使うしかないと思ってしまったのです。
今からでも遅くないかな、と最近美顔マッサージを毎日5分するようにしました。
こうやって、老いを軽減するとともに綺麗に歳をとっていくようにしたいと思います。
こんな風な歳のとり方をしたいな、と思う人が上司にいますので何を人生において取捨選択していくのか、よいモデルとして勉強させていただいています。
私もいつか後輩から理想の上司と言われるように、綺麗な老い方をしようと意識改革に挑んでいます。
年を取るごとに優しくなれる喜び
「年を取るごとに優しくなっているね」と、昨日主人が私に言いました。
もしかしたらそれは、私が老いていくことを慰める為の言葉だったのかもしれません。
それでも、私は嬉しくその言葉を頂戴することにしました。
それに、自分でもそうだなと思っているところです。
20代の頃のキリキリした感じもなく、身も心も丸くなりましたし、思いやりの心も確かに育ってきているように思います。
我ながらなかなか良い年の重ね方をしているなと思います。
たぶん昔の私であれば、主人のこの言葉を聞いて怒っていたでしょう。
昔は優しくなかったのかと。
何でも良く受け取る方と、そうでなく受け取る方がいます。
こればかりは、その人本人の性格やものの見方によるものですから、どうすることもできません。
たぶん、悪い意味で言ったのではないよと説明しても、素直に聞くことはありません。
昔の私のように。
それはとてももったいないなと思いますし、残念に思います。
笑われても良いから、良く受け取った方が自分にとっても周りにとっても良いような気がするのです。
人はなぜ生きるのかなどと、なかなか答えが出ない疑問を持つこともあります。
特に苦しい時等は、その答えが欲しくなって仕方がありません。
私もその疑問を持ったことがある一人ですし、いまだに答えは見つかっていません。
でも、生きているならちょっとづつでも良いから成長していきたいなと思っています。
それに何か意味があるのかと問われれば、やはり困ってしまうのですが、私はそんな風に思っています。
優しくなっているという事は、成長していると思って良いと思っています。