同居に挑む私の複雑な心境
自分で自分の事が出来るまでは子どもと一緒に暮らそうとは思わないと義理のお母さんに言われていた私たち。
安心してと言ったらおかしいのですが、その言葉に甘んじていた私たち夫婦は最近思わぬ事態にあたふたしています。
それは義母が同居を願い出てきたからです。
もうなぜ今さら…と思ってしまう私は、最初義母から出てきた言葉を聞いて唖然としてしまいました。
もちろん、私だって鬼ではありません。
義母が願い出た時期があまりにも自分たちの想像よりはるかに早かったのです。
同居ってよく難しいとたくさんの友達から聞きます。
それもそのはず、あかの他人が一緒に住むことは好きあっている者同士でも難しいです。
でも、それが好きあう者ではなく、好きな人を産んでくれたお母様なのです。
私には一生目の上のたんこぶ的な存在で、その人が365日一緒に元気よく家の中で動き回っていると思うと、失礼ながらにも溜息が出てきてしまいます。
義父とは主人の幼いころに離婚してしまったそうなので、今まで母親一人の手で育てられてきた主人は母親に頭が上がりません。
もしかしたら、義母と私が喧嘩をしたら、義母の肩を持つかもしれないと思う私は同居する前から不安で仕方がありません。
今までは一緒に暮らしていなかったため、嫌な部分は全く見えず、年末年始に会うのみだったので、私の義母に対する印象はすごく優しく手厚いお母さんです。
ただ、やはり家を守る女性は、一家に一人いれば十分です。
私はできれば、義母の存在を嫌いになりたくはありません。
そうするために、今は同居の前にいろいろ想定するのですが、マイナス的な将来しか想像できません。
あぁ、そして今日もそんなことを考えながら大きくため息をつく私。
同居の成功法を探す毎日がしばらく続きそうです。