人生の節目に転職
結婚する事になったが仕事を続けたかった。しかし会社の現状は、残業も多く、その残業もダラダラとおしゃべりしている人もいれば一生懸命人一倍取り組んでいる人もいて不公平さを感じていた。でも、ダラダラしているのは偉い人が多く、現状が変わるとは思えなかった。
残業時間だけではなく、仕事をこなす人、こなさないのに許されている人が分かれているのに問題にもなっていなかった。
結婚により家事負担も増えるので婚約者の意向もあり会社を退職して、役所の残業なしの嘱託職員に転職した。
残業がなく決められた時間に帰宅できること。
企業の正社員から嘱託職員になったので責任が軽くなった。今まで仕事の案件の重大さに神経を使い、失敗してなじられ精神的にも疲れ切っていた。嘱託になってからは、主に雑用が多く仕事上困る事があっても会社で言う正社員の立場の職員さんがキチンと対応してくれるので精神的にとても楽だった。
しかも、雑用程度の事でも職員さんが、いちいち感謝してくれるので雑用でも遣り甲斐があった。
指定の時間が来ると、もう時間ですよ。お疲れ様でした。と声をかけてくれるので帰りやすかった。
転職サイトではなく職安の求人情報で決めました。
私の場合は女性ですが、女性の人生は結婚や妊娠、出産。節目節目で立場が変わり、最初と同じ状況、条件で働き続ける事は難しいと思います。
どうしても、新卒で仕事を選ぶ場合、職種や自分の夢などを第一に考えがちですが、10年単位で先を見据えて自分の立場をイメージして考えると、その時その時の立場の変化に戸惑うことなく対処して行けると思います。
実際自分も、就職氷河期に入社して、会社の条件と言うより、とりあえず内定をもらう事で精一杯。自分が結婚したらどうするか?出産したらどう選択するか等考えずに働いていたので、その都度すごく悩みました。
女性こそ、長い目で見た自分の人生設計、仕事プランを考えてお仕事探しをするべきだと思います。