一人前の娘になるために自立した私
テレビに対して一人で突っ込むようになったのはいつからだろうとふと考えた私。
きっと一人暮らしを始めてからでしょう。
一人暮らしって、私はまだ初心者1年目なので、寂しいと言う気持ちしかありません。
慣れてくると、自分の生活ペースができてきて、一人でいることに寂しさを感じないかもしれません。
でも、今は食事を作るにしても一人分をちょうど作れたことがない私はまだまだ人恋しい時期です。
それでも、実家を離れ、会社の近くにマンションを借り自立した生活を送りたいと考えた私は寂しくてももう実家に戻れないような状態です。
もちろん、実家からでも会社は通える距離にあります。
ただ社会人として今まで甘えてきた私は親から自立することで人間として一人前になれるかもしれないと思い込んでいました。
最近よく思います。
社会人としての一人前は他者から評価され、お給料として形あるものに代わり、わかりやすい。
でも、娘としての一人前ってどういうものだろうと考え込んでしまいます。
私は社会に出て、社会人である私、そして彼氏の前では彼女である私、さらに親の前では娘である私、というようにたくさんの顔を持っています。
社会人としての一人前は今まだ修行中の身。
彼女としてはもう長い付き合いになる彼とはなかなかいい信頼関係が築けていると思っています。
そして最後の娘としての私は以前一緒に暮らしている時に洗濯もご飯も金銭的な部分でも全て親に頼っていました。
今思うと、周りの友達は自分の携帯代をバイトをしてそこから捻出していた子もいました。
私は今まで父と母に何ができたのだろうと思うと、これからは甘える自分を親に見せたくありません。
強がりとばれても構わないので、娘として成人した私の少し立派になった姿を見せてあげたいと思います。
もう後戻りはできないと今日も再確認をして、静かな部屋をいかに騒がしくできるかを考えている自分がことごとく弱い人間だなと思ってしまいます。